
『Zero』
作者:片摩 廣
登場人物
ベアトリス ・・・ フランスの元貴族
産まれ付き痛覚を感じない身の為、実の親達からは見捨てられる
オーガスト・エバンス ・・・ イギリスの貴族
亡き父、ブラッドフォード・エバンス、
第5代ペンブルック侯爵は、戦場にて幾多の勲功を立てた人物だった。
その死去に伴い、嫡男オーガスト・エバンスが第6代ペンブルック侯爵を襲爵した
だが、民衆からは、何の才能も無い為、無価値と囁かれてる
クライヴ・エバンス ・・・ イギリスの貴族、次男 ベアトリスの身の上を知り自分の野心の為に利用する
長男のオーガストと違い才能に恵まれている
比率:【2:1】
上演時間:【30分】
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CAST
ベアトリス、民衆の女:
オーガスト・エバンス:
クライブ・エバンス:
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(王国 地下牢)
クライブ:「これはこれは兄上・・・。いや、オーガスト・エバンス。
第6代ペンブルック侯爵の襲爵、おめでとう御座います・・・」
オーガスト:「堅苦しい挨拶はよせ、クライブ・・・」
クライブ:「父上が亡き今・・・、兄上ではなく・・・、ペンブルック侯爵と、これからは、お呼び致しましょうか?」
オーガスト:「悪ふざけも好い加減にしろ・・・。今まで通り、兄上で良い・・・。
それより・・・、こんな場所に呼び出して、何を企んでる・・・?」
クライブ:「相変わらず、兄上は疑い深いな・・・。フランスに行った商人から、珍しい女を手に入れたんだ」
オーガスト:「女だと? ・・・奴隷を買ったのか?」
クライブ:「慌てないでくれよ。・・・ただの奴隷じゃない・・・。フランスの貴族の出の女さ・・・」
オーガスト:「貴族・・・? そんな身分なのに、奴隷になったと言うのか?」
クライブ:「何故だと思う? ・・・それは、これを観れば分かるよ。・・・おい、奥に居ないで、こっちに来て顔を見せろ!」
ベアトリス:「・・・」(睨みつける)
オーガスト:「ほ~う・・・、これは見事だ」
クライブ:「流石、兄上・・・。一発で気に入ったようだね。この女は、見た目はイギリス国内の、どの女にも引けを取らない。
でも・・・、それだと奴隷にはならないよね・・・?」
オーガスト:「勿体ぶらないで、早く教えろ」
クライブ:「う~ん、教えるより、見せる方が早いかな・・・。おい、衛兵、やれ・・・!」
ベアトリス:「・・・」
オーガスト:「馬鹿な!! ・・・衛兵に掌をナイフで刺されても、呻きもしないのか・・・? 何故だ・・・!!」
クライブ:「驚いた? ・・・この女には、産まれ付き痛覚が無いのさ。
だから、貴族の出なのに、実の親達からは気味悪がられて、縁を切られ商人に売られた。
そして、行き場を失ったこの女は・・・、こうして此処に来た・・・。だろう?」
ベアトリス:「私に関わると後悔する・・・。放っておいて・・・」
オーガスト:「・・・クライブ、この女をどうする気だ・・・?」
クライブ:「どうもしないよ。・・・ただ興味があるのさ。痛覚を感じ無い事に対して・・・」
オーガスト:「お前は、私と同じ貴族だと言う事を忘れているのではないか・・・?」
クライブ:「同じ貴族・・・? 長男の兄上は、貴族として、これから順風満帆な未来が約束されているじゃないか。
だけど私は・・・、次男として生まれた為に・・・、亡き父上から、襲爵(しゅうしゃく)する事も出来ない・・・」
オーガスト:「だが、これから先、生きていける土地と財ならお前にも・・・」
クライブ:「そんな物、些細な物じゃないか!!! 兄上には、次男として生まれた私の気持ちなど分かるはずもない・・・!!」
オーガスト:「クライブ・・・」
クライブ:「私とした事が、つい熱くなってしまった・・・・。少し外で頭を冷やしてくるよ・・・」
オーガスト:「・・・」
ベアトリス:「・・・兄弟喧嘩など下らないわね・・・。・・・一体、私をどうする気・・・。
・・・どんな責め具や辱めも無駄よ・・・」
オーガスト:「そう怯えるな・・・。もっとこっちに来て、顔を見せてくれないか?」
ベアトリス:「何をする気・・・」
オーガスト:「その手の怪我を治したいだけだ。分かったなら、手を差し出せ」
ベアトリス:「・・・優しいのね・・・。・・・私は、痛みなど感じないから平気なのに・・・」
オーガスト:「そうは言っても、怪我は治療しないと、跡も残るだろう・・・。なぁ・・・、どうして、奴隷にまで身分が堕ちた?」
ベアトリス:「弟の話を聞いたでしょう? 実の親に見捨てられたのよ・・・」
オーガスト:「それは災難だったな・・・」
ベアトリス:「災難・・・? 地位も財産も、何もかも持ってる貴方に、私の気持ちなど・・・!!」
オーガスト:「私には何も無い・・・」
ベアトリス:「え・・・?」
オーガスト:「・・・私は、何の才能も持っていない・・・。・・・生れ付き無価値なのだ・・・」
ベアトリス:「無価値・・・。でも貴方は、御父上から、爵位を受け継いだのでしょう?」
オーガスト:「それも、貴族の身分で長男に生まれたから、貰えたまでの事・・・。私の才能では無い・・・」
ベアトリス:「・・・」
オーガスト:「・・・乗馬をやっても、弟には勝てなかった・・・」
間
クライブ:「・・・ほら、兄上、頑張って! もっと馬の気持ちを分かってあげて・・・」
オーガスト:「う・・・、うわああああああああああ!!!」
クライブ:「あちゃ~・・・。・・・ほら、手を出して。・・・一人で立てる?」
オーガスト:「お前の手など要らん。・・・くっ、もう一度だ・・・」
クライブ:「はぁ~・・・。・・・もう止めにしよう」
オーガスト:「何故だ!?」
クライブ:「馬も、長時間の練習で疲れてるよ。また明日にしよう・・・」
オーガスト:「分かった・・・」
クライブ:「そうだ、気晴らしに街に行こうよ」
オーガスト:「・・・」
間
(街中を歩く二人)
クライブ:「相変わらず街は賑やかだね~」
オーガスト:「そうだな・・・」
クライブ:「ねぇ、兄上・・・。少し待ってて」
オーガスト:「どうした?」
クライブ:「良いから待ってて。すぐ戻るから」
オーガスト:「・・・はぁ~・・・」
民衆の女:「・・・おや、あれは・・・ペンブルック侯爵じゃない。
・・・先代のブラッドフォード様は、侯爵の名に相応しい勲功を立てた人物だったと言うのに・・・。
嫡男のオーガスト様は、何の才能も無いなんて・・・、何て無価値なのかしらね~・・・」
オーガスト:「くっ・・・」
民衆の女:「無価値」
オーガスト:「止めろ・・・」
民衆の女:「無価値・・・!」
オーガスト:「止めろと言ってる・・・!!!」
クライブ:「大声出して、どうしたの!?」
オーガスト:「今、民衆の女が私の事を・・・!!!」
クライブ:「私の事を・・・?」
オーガスト:「いや・・・、何でも無い・・・。すまない、気分が悪くなった。・・・先に屋敷に帰る・・・」
クライブ:「兄上・・・」
間
ベアトリス:「無価値・・・。酷い言われようね・・・」
オーガスト:「民衆が、そう囁くのも無理はない・・・。私には父上のように、武術の才能も無いのだから・・・」
ベアトリス:「いいえ、貴方は無価値なんかじゃない」
オーガスト:「慰めなら止してくれ。・・・余計に惨めになる・・・」
ベアトリス:「違う!!! 貴方には、人を気に掛ける心があるわ。
武術の才能が無くても、馬術の才能が無くても、貴方には優しい心がある!
・・・それは、貴方の価値よ・・・」
オーガスト:「私の価値・・・」
ベアトリス:「ええ、そうよ。・・・あの弟には無い貴方だけの価値。
・・・民衆が貴方を無価値と呼び続けても・・・、私は、貴方の価値を肯定する」
オーガスト:「ありがとう、感謝する・・・。・・・その・・・」
ベアトリス:「ベアトリスよ・・・」
オーガスト:「良い名前だ・・・。・・・私は、オーガスト・エバンス」
ベアトリス:「貴方も素敵な名前ね・・・。ねぇ、オーガスト・・・、私・・・」
クライブ:「盛り上がってる所、悪いんだけど・・・、この女と二人っきりにしてくれない?」
オーガスト:「クライブ・・・」
クライブ:「何? 兄上?」
オーガスト:「この女と呼ぶのはよせ・・・。彼女はベアトリスだ」
クライブ:「奴隷の女じゃないか。貴族の私達が、名前で呼ぶ必要ある?」
オーガスト:「良いか、二度は言わない。今度、ベアトリスを、この女と呼んだら・・・」
クライブ:「呼んだら・・・?」
オーガスト:「弟とはいえ、許さない! 覚えておけ・・・!」
クライブ:「はいはい、分かったよ。・・・兄上・・・」
(地下牢を出て行くオーガスト)
間
ベアトリス:「オーガスト・・・」
クライブ:「そんなに、兄上が気にいったんだ・・・。
しかも、この短時間で、兄上の心まで奪うとは・・・。
流石は・・・、魔女と呼ばれるだけはあるじゃないか」
ベアトリス:「その呼び方は止めて・・・」
クライブ:「癪に障ったかい? でも、フランスの民衆からも、魔女と呼ばれてたんだろう?
産まれ付き痛覚を感じないなど、まさに悪魔に愛されてる証拠じゃないか・・・。この魔女め!!!」
ベアトリス:「お願い・・・、止めて・・・!!!」
(ベアトリスの叫びを聞いて外でカラスが騒ぎ出す)
クライブ:「・・・今のを聞いたかい。屋敷の外で、カラスが騒ぎ出した・・・。素晴らしい魔女の才能だ~!!!」
ベアトリス:「私は魔女じゃない・・・。・・・私は人間よ・・・」
クライブ:「さあて、イギリスの民衆は、どう判断するだろうね~。ねぇ、知ってるかい?
この街の民衆は、兄上の事を・・・、無価値と囁いてるのを・・・」
ベアトリス:「貴方・・・、知っていたの?」
クライブ:「ふふふ・・・、あははははははは!!!」
ベアトリス:「何が可笑しいの?」
クライブ:「知っていたか? そんなの当然だよ・・・。・・・だって、あの無価値を広めたのは、この私だからね」
ベアトリス:「何ですって・・・!! 一体、どうして、そんな愚かな真似を!!」
クライブ:「愚かな真似? ・・・奴隷風情のお前に、何が分かる!!!
生まれた時から、既に運命を決められていた、私の気持ちなど・・・、誰も分かりはしない・・・」
ベアトリス:「でも、貴方には、馬術などの才能が・・・」
クライブ:「そんな才能、貴族の出であれば、誰でも持っている!!! 私が欲しいのは、爵位だ!!!」
ベアトリス:「それは、嫡男でない貴方には、手に入らないわ・・・」
クライブ:「あぁ、そうだ・・・。だから、私は考えた・・・。
手に入らない爵位ならば、手にした兄上の民衆の信頼度を変えてしまえば良いと・・・」
ベアトリス:「それで理解した・・・。オーガストの駄目な部分を、民衆に伝えたのね・・・。
でも、民衆もいずれ気付くわ・・・。貴方が利用した人も・・・、きっと・・・」
クライブ:「無駄だよ」
ベアトリス:「まさか・・・!」
クライブ:「そのまさかさ。今頃、何処かの山に埋められてるんじゃないかな」
ベアトリス:「この人でなし・・・。貴方こそ、人間じゃない・・・。悪魔よ・・・」
クライブ:「何とでも言うが良いさ。・・・お前も時期に、この世と別れることになる」
ベアトリス:「私を殺す気なのね・・・」
クライブ:「震えてるね。・・・幾ら、痛覚を感じないとはいえ、死ぬのは怖いかい?」
ベアトリス:「いいえ、怖くない・・・」
クライブ:「嘘は良しなよ」
ベアトリス:「・・・」
クライブ:「そんなに怯えないでよ。死を逃れる良い方法がある」
ベアトリス:「何・・・?」
クライブ:「兄上を殺せ」
ベアトリス:「そんな事、出来ない・・・」
クライブ:「いいや、お前なら出来る。・・・考えてみて。このままじゃ、お前は、魔女として、火あぶりの刑だ。
痛覚を感じないまま、焼かれたら、どんな気持ちなんだろうね~」
ベアトリス:「そっか・・・。斬首刑にしないは・・・、私の苦しみを長引かせる為ね・・・」
クライブ:「御名答・・・。感の良いお前なら、これをどう使うか分かるだろう?」
ベアトリス:「毒の染み込んだナイフで、殺せというの・・・?」
クライブ:「兄上を苦しませたくない、私の優しい心だ。・・・このナイフを使って兄上を殺すんだ。
そうすれば、お前は此処から出してやる」
ベアトリス:「・・・」
クライブ:「ハンス・クリスチャン・アンデルセンの人魚姫のように、そのナイフを使わず、海の泡となるか、
それとも、ナイフを使い、未来を選ぶかは、お前に任せる・・・。
さぁ、存分に悩み・・・、苦しむが良い・・・。あはははは・・・!!」
(地下牢から立ち去るクライブ)
ベアトリス:「・・・神よ・・・、私は、どうしたら良いのですか・・・。教えてください・・・」
オーガスト:「ベアトリス・・・」
ベアトリス:「オーガスト・・・」
オーガスト:「どうした? クライブに何をされた・・・?」
ベアトリス:「・・・いいえ、何も・・・」
オーガスト:「それでは、どうしてこんなに震えている! 訳を話せ・・・!」
ベアトリス:「・・・オーガスト・・・、どうして私達は、こんな形で出会ったの・・・。
こんな出会いで無ければ、私は貴方と・・・」
オーガスト:「何だ?」
ベアトリス:「私は・・・、貴方の価値を肯定する・・・。でも・・・、私の価値は誰も肯定してくれない・・・」
オーガスト:「そんな事は無い。誰も肯定しないのなら、この私が、肯定する」
ベアトリス:「オーガスト・・・。・・・私は・・・、私は・・・、貴方を不幸に落とす魔女なの・・・」
オーガスト:「何を言っている・・・?」
ベアトリス:「フランスの民衆からも、痛覚が無い為に・・・、魔女と囁かれたわ・・・。
私・・・、その時・・・、心を悪魔に捧げたの・・・。
心さえ無ければ、傷付きもしないし、何をされても耐えられる・・・。・・・耐えられるはずだった・・・」
オーガスト:「ベアトリス・・・」
ベアトリス:「でも、貴方に出会って!! ・・・私は、無くした心を取り戻してしまった・・・!!
貴方の優しさに触れて・・・、取り戻すことが出来たの・・・!」
オーガスト:「私も、お前と出会って、人を愛する気持ちを知った。
・・・何も無い私に、愛を教えてくれた・・・。
ベアトリス・・・、お前は、私を不幸に落とす魔女では無い・・・。
愛を生み出す・・・、良い魔女だ」
ベアトリス:「・・・オーガスト・・・」
オーガスト:「お前の為ならば、私は、命さえも差し出そう!」
ベアトリス:「オーガスト・・・、私は貴方を・・・、殺したくない・・・」
オーガスト:「でも、そうしなければ・・・、お前は、クライブの手によって、火あぶりにされるのだろう?」
ベアトリス:「どうして、それを・・・」
オーガスト:「実は・・・、お前の事が気になり、近くで聞いていた・・・。
大丈夫だ、お前を火あぶりにはさせない・・・。
さぁ、そのナイフで、私の心臓を貫け・・・。・・・お前に殺されるなら、私は本望だ」
ベアトリス:「駄目よ・・・、私は痛覚を感じ無いのよ・・・。火あぶりにされて殺されても、痛みは感じないわ」
オーガスト:「でも、そのせいで、気絶する事も出来ずに、自分の体が朽ち果てていくのを見続ける事になるのだろう?
そんな恐ろしい真似はさせない・・・。
クライブの用意した毒のナイフだ・・・。苦しむことなく死ねるはずだ・・・。だから早く刺すんだ・・・」
ベアトリス:「嫌よ・・・、出来ない・・・」
オーガスト:「良いから、早くするんだ!」
ベアトリス:「お願い、その手を離して・・・!」
オーガスト:「迷っていたら、お前が殺される!!」
ベアトリス:「でも・・・!!」
クライブ:「あぁ、その通りだ」
ベアトリス:「クライブ!?」
クライブ:「はぁ~、どうせ、こうなると思ったよ・・・。ふん・・・」
オーガスト:「ぐふっ・・・、クライブ・・・、貴様・・・」
クライブ:「爵位を貰えない私の気持ち・・・、地獄でじっくり考えてよ・・・。さようなら・・・、兄上・・・」
ベアトリス:「嫌・・・、嫌よ・・・、オーガスト・・・!!!」
オーガスト:「ベアトリス・・・。・・・殺されるなら・・・、お前に・・・、殺されたかった・・・」
クライブ:「もたもたしてるから、こうなるんだよ。昔から兄上は、鈍臭いよね・・・。次に生まれるなら、その点も・・・」
ベアトリス:「ぐふっ・・・」
クライブ:「え? 何、お前も死ぬの? ・・・そんなに、火あぶりは嫌だったんだ?」
ベアトリス:「いいえ・・・、そうじゃない・・・。・・・心の無い貴方には・・・、一生、理解できないでしょうね・・・。
・・・私は・・・、愛を生み出す魔女・・・。
例え、貴方に愛する人を殺されても・・・、その人を愛して生まれた心だけは、奪わせはしない・・・」
オーガスト:「ベア・・・トリス・・・」
ベアトリス:「オーガスト・・・。・・・貴方となら・・・、例え地獄に行っても、何も怖くない・・・」
オーガスト:「私もだ・・・。共に行こう・・・。誰も邪魔しない世界へ・・・」
間
クライブ:「何だよ・・・、それ・・・。・・・結局、私に残ったのは何だ・・・。・・・爵位も貰えない・・・。
この女を魔女として、火あぶりにして、民衆の信頼を上げる事も出来ない・・・。
私には・・・、何も残されてない・・・。
・・・それ所か・・・、これでは私が二人を殺したと罪を問われ・・・、斬首刑に・・・。
そんなのは・・・、嫌だ・・・! 嫌だあああああああああああああああ!!!!
誰か・・・、私を殺してくれ・・・。お願いだ・・・」
終わり